新人営業マネージャーが最初の取り組みに必要なこと



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マネージャーで組織は変化します

4月から新年度が始まる企業は多いと思います。新年度からマネージャーに昇格されたり、違う部門のマネージャーになられた方もいるかと思います。ちょうど4月から約1か月が経過して新人マネージャーとして順調でしょうか。新たにマネージャーになられた方は苦戦されている方もいると思います。

組織はマネージャーによって大きく変化します。マネージャーの考え方で組織は大きく成長する可能性もあれば、逆にマイナス成長となることもあります。

今回は新人マネージャーとして新しい組織で更なるビジネスの拡大ができるようなヒントをご紹介いたします。

担当時代とマネージャーは違う

マネージャーを経験した人は誰もが感じることだと思います。今までの担当時代の仕事とマネージャーの仕事は大きく異なります。最近はプレイングマネージャーとして活躍しているマネージャーもいますが、そのような方はあまりやってる事が変わらないと言われる方もいるかもしれませんが、それはプレイングマネージャーのプレイヤーを中心にしているのだと思います。

マネージャーがプレイヤー中心でチームの成果が出ていると判断されているのであれば、正直そのチームにはマネージャーが必要ないチームという事になります。特に営業は個人で行動がメインになりますので、組織として活動していないような営業部門も多々見受けられます。

現在あなたがそのような状況であればマネージャーとしての仕事を意識することで、今まで以上の成果や新しいビジネスのチャンスが生まれる可能性はあるのです。

マネージャーと担当者の違い

マネージャーはチームとしての結果を求められます。しかし担当者どちらかというと個人の結果を求められます。マネージャーは個の集団であるチームとして結果を出さなければいけないので、個人の成果をどのように達成させるかを中心に考える必要がるのです。簡単に言えば、今までは「自分で売る」ことだけを考えていたかもしれませんが、今度は「他人に売らせる」ことを考えないといけない立場になります。プレイングマネージャーを行っている場合は、これを両立させないといけないのです。

ビジネスを拡大させることがミッション

前述のようにマネージャーは「他人に売らせる」ことが必要になりますが、これはマネージャー自信の商談を他のメンバーに対応せるという意味ではありません。営業部門は常に売上を拡大していく必要があります。今のままで、それなりに商談もありメンバーも忙しい状態かもしれませんが、それで放置するとそれ以上の成果がでない状態になります。もしかすると外部環境の変化で今のままでは衰退していく可能性も秘めています。

マネージャーは将来も見据えた戦略を立てながらチームの方向性を決め、その戦略に沿った売上が上がるように「他人に売らせる」必要があるのです。

場合によっては、将来を考えて現状の何かをやめる決断も必要になるでしょう。もしかするとその決断が失敗する可能性もあります。それだけマネージャーの決断は企業にとっても重要なことになるのです。

マネージャーとして重要な事

今期からマネージャーになった方は、色々意識して勉強をされている人も多いと思います。マネジャーとして重要なことはチームとして結果を出すことになります。そのためにマネージャーは結果を出せるチームを作る必要があります。

チームを作る第一歩としてはメンバーの理解が必要です。マネージャーはこれから自分のチームを作っていくのですから、そのメンバーを把握することが重要になります。また同時にそのメンバーに信頼される必要もあります。チームのメンバーは基本マネージャーの好きなようには選択はできないケースは多いと思います。今の与えられたメンバーでビジネス拡大をスタートする必要があるのです。

メンバーを把握する

メンバーを把握するにはどうしたらいいのでしょうか。もちろん今まで自分が営業担当だったチームのマネージャーになったのであればある程度はメンバーの事がわかっていると思います。しかし今度はマネージャーとしてメンバーを今一度把握する必要があります。どのような性格か?得意分野は何か?劣っている事は何か?などマネージャーとしてメンバーを把握する必要があります。そのためにも日々の行動を意識して観察し、特に「良い処」と「悪い処」をそれぞれ意識して把握するようにしましょう。

「良い処」はこれは任せられる事ができます。逆に「悪い処」はマネージャーが今後フォローをしていかなければいけないところになります。

メンバーに信頼されるためにする事

マネージャーはメンバーに信頼されなければついてきません。信頼されていないマネジャーはチームの結果が出たとしてもそれはマネージャーの効果ではありません。メンバーが優れていただけです。まずは自分の考えにメンバーが賛同してもらうために信頼されることが必要です。その為にもコミュニケーションは重要です。さらに最低でも下記点は意識しておく必要があります。

  • 自分なりの考え方(芯)を持つ
  • 平等に評価を行う
  • メンバーを信頼する

自分なりの考え方(芯)を持つ

これは重要な事です。成果を出すマネージャーは自分なりの考え方がブレません。例え間違っていたとしても自分なりの考え方を必ず持ち、メンバーに共有することが重要です。何をしたいかわからない?言ってることがコロコロ変わるような上司にあなたは信頼しないと思います。

平等に評価を行う

これもマネージャーであれば当たり前の事です。マネージャーはメンバーを評価しなければいけません。マネージャーの評価によってその人の人生にも影響があります。それだけ評価は重要なことであり、その重要性を認識する必要があります。だからと言って全員を良い評価にするのもできません。ちゃんと平等に評価を行い、その評価理由をメンバー個々に面談等で説明しなければいけません。

メンバーを信頼する

これは戦略を実行していくためには重要な事です。マネージャー一人では戦略を実行することは出来ません。またメンバーを信頼せずすべてを管理すると今度はマネージャー自信がパンクしてしまいます。戦略を確実に実行していくためにもメンバーを信用することが重要です。特に自分の右腕となるメンバーを決め、そのメンバーに対して自分の考えを理解してもらい同意してもらうと戦略を進めやすくなります。

戦略の実行情報はSFAでチェック

SFAはメンバーの行動管理ができるので、マネージャーが考えている行動が正しく行えているか?チェックが可能です。また新人マネージャーはメンバーがどのような仕事をしているかもSFAで確認ができるため、初めての部署でもある程度活動内容は把握できます。新人マネージャーとしてビジネス拡大を行うための支援ツールとしてSFAを有効活用していきましょう。


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